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2023/09/04
スタッフのひとり言
外壁通気

家の造りは工務店によってそれぞれですよね。
なんでそんな造り方するんだろうって、思ったことありませんか?
私も建築の勉強をはじめるたばかりのころ、疑問に思っていたのは外壁です。
住宅の外壁の基本的なつくりはこんな感じです↓。

柱の表面に透湿防水シートです。
「ええ!?
透湿防水シートって、ちょっと厚めの紙じゃん!!
サイディングの内側に外の空気を通すって、家の中なのにほとんど外じゃん!」
ってなりましたね。当初は。
でも大切なことなんです。サイディングの内側に外気を通して
透湿防水シートを通して断熱材が湿気らないようにしているんです。
もし、通気層がなければ断熱材はすぐに結露してカビてしまうでしょう。

これは、高気密高断熱住宅になっても変わらず大切な工法です。
今は山崎建設では透湿防水シートでなく厚さ30㎜の断熱ボードを柱の表面に張っていますが、
基本は変わらず通気できるように造っています。
外壁内部の風通しを良くすることで、外の影響を受けにくく、
構造材を長持ちさせることができるのです。

造り方には理由があります。
現場を見て気になったことは家を造っている人に聞いてみても良いかもしれませんね。

yuki

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